入浴中の突然死について

 


 心臓病(虚血性心疾患),高血圧の治療を受けている人、70歳以上の高齢者は、お湯の温度は熱いと感じる温度以下(41度)で、胸のレベル以上にはつからない注意が必要です。

  熱いお湯は,交感神経に緊張を高め、血圧が上昇します。また、肩まで湯につかると水圧により全身の血液が心臓に移動して心臓の負担になります。
 
  70歳以上の高齢者は、血圧調整の神経反射が低下しており、風呂上りに起立性低血圧性の失神を起し、転倒による骨折、湯船での溺水による窒息死の原因になります。



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