肥満防止の体質には遅筋の筋肉量アップが必要

 


 筋肉には2つの種類があり、パワーとスピードを出す速筋(白筋)とゆっくりとした力を出す遅筋(赤筋)とがある。

  筋力アップといえば、マシーンを使った筋力トレーニングを考えるが、このトレーニングで増える筋肉は速筋で、速筋の中では酸素を取り込んだミオグロビンやエネルギーを産生するミトコンドリアが少なく、脂肪を分解しエネルギーにすることができない。

  遅筋は姿勢を正して歩く筋肉で、毛細血管が発達し、十分な血液が流れ、ミオグロビン、ミトコンドリアが豊富で、有酸素運動運動によって脂肪を燃やし、安静時においても脂肪を燃やし、太らない体質が完成する。

  脊椎ストレッチウォーキングは姿勢筋と下肢筋力を鍛え、遅筋の筋肉量を増やす理想的な有酸素運動である。



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