動脈硬化の原因となる高コレステロール血症の診断基準が緩和方向に改定

 


 平成13年6月8日に開催された日本動脈硬化学会で高脂血症治療ガイドラインの改定案が提示されました。

  改定案では、健康な日本人が心臓病を防ぐための総コレステロールの上限値を現在の220mg/dlから240mg/dlに引き上げ、その一方、男性なら45歳以上、女性なら55歳以上で、高血圧や喫煙、糖尿病の危険因子が重なるハイリスクの人たちの治療目標は、現行の200mg/dl未満から180mg/dl未満に、より厳しくしたものになりました。
 
  この改定は、わが国の高脂血症患者約5万例を6年間追跡したJ-LIT(Japan Lipid Intervention Trial)の結果によるもので、日本人においては冠動脈疾患や総死亡者数がもっとも少ないのは、総コレステロール値は,180〜240mg/dlの範囲であることが判明したためです。



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